現状の外側にゴールを設定し、
アファメーションなどの方法を使い
I×V=Rの方程式でゴールのリアリティーを高めることにより
スコトーマが外れゴールが見えてきます。
アファメーション:http://laughter-coaching.com/coaching/affirmation/personality/
I×V=R:http://laughter-coaching.com/coaching/i_multiplied_by_v_equals_r/
【目次】
現状の外側のゴール
最初に設定するゴールは
現状との隔たりが大きければ大きいほど
ゴール達成に向かうエネルギーも大きくなります。
輪ゴムの理論
たとえば輪ゴムを両手で引っ張ると
輪ゴム自体にテンションがかかります。
引っ張れば引っ張るほどテンションがかかり、
緩めれば当然テンションも緩みます。
この輪ゴムの理論をゴールに例えると
輪ゴムを引っ張れば両手の距離は広がり、
テンションも強くかかります。
すると輪ゴムを持っている両方の手の距離を縮めようとする力も強くなります。
これと一緒で、ゴールを現状から離れた所に設定すると、
現状からゴールへ向かおうとするテンションが強くなり、
現状から遠ければ遠いほどゴールへ向かおうとする力が増幅します。
現状の内側にゴール設定してしまうと
これはマインドの大きさそのものと言えます。
たとえば「この会社で出世して、今よりも高い給料をもらい、よい生活がしたい」というように
現状の内側にゴールを設定した場合のマインドの容量は、
これまでと同じでよいということであり、
スコトーマやRASも変化する必要がないため、
コンフォート・ゾーンも現状維持のままということです。
マインドの大きさとコンフォート・ゾーンの大きさ
マインドの大きさによりコンフォート・ゾーンの大きさが決まるため、
より大きなゴールを設定することにより
さまざまな知識を会得することにより、
マインドの容量が大きくなり、
コンフォート・ゾーンも大きくなることで、
輪ゴムの理論により、ゴール方向に引っ張られる力も強くなっていくのです。
マインドの中にあるイメージで
「世界は平和でなければいけない」という概念をもっているとします。
すると、マインドの中で「世界平和」に対するコンフォート・ゾーンを維持しようとするのに必要なエネルギーが生まれます。
このエネルギーが、ゴール達成への原動力です。
このようにコンフォート・ゾーンを広げることによって
大きなエネルギーを生み出していきます。
ゴール達成へのエネルギーを維持するために
エネルギーが弱まってしまう
目標を設定し、その目標が手に届く範囲まで来た途端に
急に今までのエネルギーが弱まるような体験はないでしょうか。
これも先程の輪ゴムの理論で説明ができます。
間違いなく現状の外側にゴールを設定し
日々のアファメーションや行動により
ゴールが手に届く範囲まで近づいてきます。
すると現状とゴールの世界との隔たりが縮まり、
輪ゴムの引っ張る力が緩むことにより、
ゴール達成へと向かうエネルギーが不足します。
ゴールを数m先へ
もう10年以上前ですが、
これらの話につながるような内容をテレビかネットの記事かは定かではありませんが、
読んだり聞いたりしたのを思い出しました。
水泳の選手が各種目を泳ぎ切る際に
最終的にタッチ版に触れてゴールします。
残り数mの地点でゴールが見えると、
どうしてもそこからタイムが落ちるという現象があったそうです。
それならばと、イメージの中でゴールをもう数m先に設定してみたら
なぜか最後の数mのタイムは落ちることなく
さらに記録を伸ばせたというのです。
ゴールが見えてしまうと
どうしてもエネルギーは小さくなってしまいます。
それは大きく広がったはずのコンフォート・ゾーンの領域が、
現状とゴールの隔たりがなくなっていくことにより、
小さくなっていくからです。
ゴールが見えてきたら
ゴールの達成が見えてくることにより
エネルギーが不足してくるのを防ぐにはどうすればよいのでしょうか。
このときの輪ゴムのテンションは、
ほぼ緩んだ状態と言えます。
この輪ゴムのテンションを維持していくことが、
大変重要です。
常に輪ゴムにテンションを掛け続けるには
その輪ゴムを緩ませず、
常に引っ張られている状態にするには、
これまで、すでにやってきたことを繰り返し行う
それだけでよいのです。
方法は簡単です。
さらに先の未来、
現状の外側にある、さらに高くて遠いゴールを設定します。
それにより輪ゴムのテンションは強くなり
常に引っ張られた状態を維持できるのです。
まだ見えていないゴールに向けて
この輪ゴムのテンションを常に維持するため
ゴールが近づいてきたと感じたら、
さらに先の未来に目を向けてゴールを再設定し、
更新していくということがとても重要です。
これにより、まだ見えていなかったもの
スコトーマに隠れていた本当のゴールが見えてくるのです。
一つのゴールに満足せず、
さらに先のゴールを見据え、
まだ自分でも気がついていない
本当のゴールを探し続けてみてください。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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