前回、ゴール達成のプロセスとして
ゴールのゲシュタルトにリアリティを感じ
現状のゲシュタルトよりもリアルに感じることで、
ゴール側のゲシュタルトが選ばれる。
と紹介しました。
http://laughter-coaching.com/coaching/comfort-zone/gestalt/

セルフイメージ・アファメーション

年収300万円という現状の自分よりも
年収1億円(ゴール側)の自分にリアリティを感じることで、
ゴールのゲシュタルトが作られるのです。

その方法として、セルフイメージやアファメーションという技術を使うことにより、
ゴールの世界のリアリティーを高めていきます。

それでは、どのようなセルフイメージやアファメーションを行えばよいのでしょうか。

間違った方法で行うと

「現状の自分は年収300万円」であり、
多くの方は、年収1億円を達成するために、
4年後か5年後を目標とし、
「自分は必ず1億円稼げるようになってやるんだ!」
そのように考えると思います。
しかし、これは間違った考え方なのです。

これでは、現状を続けていれば、
4年後か5年後には1億円を達成できると
自己肯定を無意識に生みだしているのです。
つまり、4,5年後に1億円を稼げるとイメージすることは、
そのままで良いと無意識が判断し、
現状維持を維持することを選んでしまうのです。

4,5年後に1億円稼げるという自分に
ゴールのゲシュタルトをリアルにイメージしても
現状のゲシュタルトが壊れることはありません。

正しいやりかた

この現状のゲシュタルトを壊し
ゴールのゲシュタルトが選ばれることが、
ゴール達成への一歩目のとなります。
それには「この現状ではだめだ」という現状否定と
それを元に、セルフイメージやアファメーションを行い
リアリティーを作り出す必要があります。

「年収300万円の自分は現状ではない」
というリアリティーをつくり
「私はすでに1億円を稼いでいる」と感じることが、
現状のゲシュタルトを壊すことにおいて、
最も重要となります。

それにより、現状に不満を感じ、
セルフイメージやアファメーションで
想像することによりつくられた
ゴールのリアリティーに向かって
無意識に創造性を発揮し始めるのです。

無意識に行動する

これは以前のブログでも紹介しましたが、
現状に不満を感じ、
現状とゴールに大きな隔たりができ、
その秩序を回復しようとする機能が働くことで
創造性を発揮するのです。

そして、ゴール達成へのスコトーマが外れることにより、
何をすればよいのかが分かり、
人は無意識に行動することを選ぶのです。

普段生活をしていく中で
現状の自分に、つい引っ張られてしまいそうになるシーンが、
多く存在していると思います。
常にゴールを意識して、
「すでに達成している」という自分を
セルフイメージやアファメーションの中で作ることが重要となります。

ぜひ意識してやってみてください。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

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